ロサンゼルスのアニメエキスポ(AX)に参加してきた話(3=エンジョイ編)

騙されて朝の5時からアニメエキスポへ行った

さて2018年のアニメエキスポへと参加した私ですが、参加当日は右も左もわからない状態での初参加。

日本のコミケにですら参加したことのない私でしたので、日本にいるその手の話に強い友人へヘルプをかけたところ「日本のコミケは日にちが変わる前から並ぶ人たちがいる。アニメエキスポでも早く並んだ方がいい」との回答。

しかし!後から判明するのですが、アメリカのアニメエキスポはそこまで早く行く必要は全くありません!!

自分のお目当てのイベントから一時間前くらいに行けば十分なことが多いです。やはりアニメエキスポはアニメエキスポ。コミケとは違うんです。

けれども当時の私はそんなことも知らず、思いつかず…日本の友人のアドバイスを鵜呑みにして、朝の5時に生きてアニメエキスポへと行くことになったのです。

ちなみに朝5時のロサンゼルスの街位は真っ暗。さすがに身の危険を感じるくらいの暗さでしたので、夜明けまで待って家から会場へと向かいました。(家から電車の駅へ行くまでの間にホームレスさんたちもいますし、真っ暗なアメリカの街中を歩くなんて恐ろしいことをしようとは到底思えなかった…)

 

電車に乗ってソーテルからアニメエキスポ会場へ

2018年のアニメエキスポは「ロサンゼルス・コンベンション・センター」というところで開催されました。まあ、調べると大体のアニメエキスポはこの会場で開催されているようですが…

このロサンゼルス・コンベンション・センターはメトロという電車の駅からすぐ近くにあるので非常に交通の便利の良い会場です。日本から初めて来る人々も、メトロの電車に乗れば迷うことなく来ることができると思います。

ちなみに最寄りの駅はPicoという名前の駅。私は朝の6:30少し過ぎくらいに駅に着いたのですが、割とアニメエキスポの参加者が多くいたので驚きました。駅からタラタラとゆっくり会場へと歩みを進め、6:45分くらいに東会場(企業ブースのある会場)の入り口へと到着しましたら、なんと人が多く並んでるんですよ!

別に早く行ったところでそんなに大したメリットもないはずのですが、聞いた話によると朝イチのイベントで「蟲師」の上映会があるので並んでいる。という人や、コスプレをエンジョイするために早くから来たという人と皆さんそれぞれ個性的な目的があるようでした。

でも日本から参加する場合で、なおかつお目当てのイベントや上映会が無いはそんなに早く来なくても良いような気がしました。

 

アニメエキスポ内はコスプレイヤーでいっぱい

アニメエキスポが始まり会場内に入ると、そこには多くのコスプレを楽しんでいる人がいました。

印象的なのは、日本よりもコスプレをカジュアルに楽しんでいる人々が多かったことでしょうか。まるでディズニーランドへ行くとみんなが自然とミッキーグッズを身につけるように、自然なスタイルでコスプレをしている人が多かった印象です。見ていると、自分までコスプレしたくなるような不思議に開放的な魔力的な空気がそこにはあったのですが、これが西海岸の文化のおかげなのかアニメエキスポというイベントに特有の空気なのかは謎のままです。

コスプレといえば、人間が他のキャラクターのみかと思っていたのですが、なんとピカチューさんもいたりして和みました。

 

アニメエキスポは企業ブースの他に物販ブース、上映会や講演会がある

アニメエキスポは非常に大きなイベントです。なんといっても広い会場に朝の10時くらいから夜中2時くらいまで連日行われるイベントの数々。体力のない私はさすがに全ては回りきれませんでしたが、非常に大きなパワーを受け取ることができました。

そんな大きなイベントであるアニメエキスポですが、大きく分けて6種類のブースがあります。企業ブース、物販ブース、上映会ブース、講演会ブース、自作グッズ販売ブース、ゲームコーナーです。

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企業ブースは主に日本の企業がアニメやゲームの紹介のために作るブースです。新作アニメやゲームのプロモを流していたり、公式グッズを販売していたりします。アニメエキスポで足か手に入らないグッズを配布していたりもするので割と重要です。

 

 

 

 

P_20180705_132204物販ブースは日本から輸入して持ってこられたアニメグッズやファンシー小物、コスプレグッズなどを販売していたりします。

日本で言うところの「福袋」もたくさん販売されています。

お店にもよりますが、たいていの福袋の中身はフィギュアや特撮物関連の小物類だそうです。(日本での売れ残り…?とか言っちゃダメ!)

 

上映会ブースでは多くのアニメがひっきりなしに上映されています。どんなアニメが上映されているかはカタログに書いてあるので、よくチェックしましょう。好きなアニメがあれば上映会に参加するとアメリカ人のお友達ができるかも?

講演会ブースでは主に日本のアニメやゲームの会社から作製陣の方々が渡米して色々な講演をしてくれています。例えば「アメリカにおけるラノベ人気について」の講演会などがありました。この手の講演会は、どちらかというとクリエイター志向の人々にオススメかもしれません。

自作グッズ販売ブースは、日本でのコミケの雰囲気に少し似ていますが、販売しているのは本ではなく小物となります。アメリカでは同人誌を販売することはあまりないそうです。クリエイターという立場が日本とアメリカでは捉えられ方が違うことも関係しているとか現地の人から聞きましたが、真相はよくわかりません。

P_20180707_164310-ブース最後にゲームコーナーです。レトロなアーケードゲームを格安で遊べたり、PS4のゲームやSwitchのゲームを遊べたり、カードゲームを遊べたりと非常に幅広い種類のゲームを楽しむことができます。見ているだけでも楽しい場所です。

写真はPCゲームのプレイアブルブース…だったはず。

AMDブースではくじ引きでグラボが景品として出てたりしてました!

ざっと簡単にアニメエキスポについて紹介しました。アニメエキスポはとても大きなイベントで、パワフルです。そこには日本では見つけられなかった日本文化の良さもふんだんにありました。機会があれば一度は行くことをお勧めします!

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